アディダス2011テンプレートの汎用モデルとして登場したTiro 11(ティロ11)。2011年早々に
レアル・マドリード11-12ホームユニフォームの流出画像として登場するなど、当初は強豪チーム
向けのテンプレートかと思われたが、南米選手権でベネズエラ代表が2011ユニフォームとして
採用、また、ハンブルガーSVやプレミアリーグの中堅チームに供給されるなどしたことからadidas
世界戦略モデルの1つであることが判明した。
ティロ11最大の特徴となるのは左右非対称のネックデザイン。ネックラインの先端からアームの
スリーストライプが途切れる位置に向けてて伸びるシームもポイントだ。転じて後身ごろ。両サイド
から裾中央に向け緩やかなカーブを描くメッシュパネルを展開し通気性向上を目指している。
ベンフィカやハンブルガーSVのユニフォームのように、ネックラインをVネックに変更しデフォルトの
ティロ11にアレンジを加えたものも存在する。
Tiroと名付けたテンプレートをadidasが初めて投入したのは2009年。この時、長谷部誠が所属
するヴォルフスブルクがホーム、アウェイともにこのテンプレートを採用し、チャンピオンズリーグで
マンチェスター・ユナイテッドと対戦した。また、スペイン代表2009ユニフォームとして採用しコンフェ
デレーションズカップ2009を戦ったことも記憶に新しい。TiroはTiro 11と同じく左右非対称デザ
インで、ネックラインから右サイドに伸びる2本の曲線が特徴だった。
アディダス2011テンプレートTiro 11(ティロ11) |
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半袖ユニフォーム:front |
長袖ユニフォーム:front |
長袖ユニフォーム:back |
以下、各国代表、欧州クラブのティロ11を採用したユニフォームを一例として挙げる。
【アディダスTiro 11 各国代表ユニフォーム】
ベネズエラ代表 2011ホーム |
【アディダスTiro 11 欧州クラブユニフォーム】
ベンフィカ 11-12ホーム |
ハンブルガーSV 11-12アウェイ |
ストークシティ 11-12ホーム |
スウォンジー 11-12ホーム |
ウエストブロムウィッチ 11-12ホーム |
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