GS全日程を終え、ユーロ2012はいよいよノックアウト方式の決勝トーナメントに突入。6月21に ワルシャワ国立競技場で行われた準々決勝で、グループAを2勝1敗で1位通過したチェコ代表と グループBを2位で通過したポルトガル代表が対戦した。ロシツキーを負傷で欠くチェコは、トップ 下にロシツキーのバックアッパーとして緊急招集した21才のダリダを起用。ポルトガルはセンター にポスティガを置き、右ウイングにナニ、左ウイングにクリスティアーノ・ロナウドを配置するお馴染 みの布陣だ。立ち上がりはピッチをワイドに使ったサイド攻撃で切り崩しを狙うチェコペース。両サ イドを攻略。際どいシーンを何度も迎える。遅攻が目立つポルトガルだったが徐々にリズムをつかみ、 攻撃力の突出した両ウイングがゴールを脅かしはじめた。前半アディショナルタイムには、クリロナ が2タッチでDF2人を置き去りにして決定機を掴むが、シュートはポストに嫌われる。前半をゴール レスで終え勝負の行方は後半に。前半終盤から引き続きポルトガルが攻勢に。そして迎えた79分、 モウチーニョが右サイドから挙げたクロスにCR7が反応。鋭い加速でDFの前に出るとフリーでヘッド。 ボールはGKチェフの手を弾き飛ばしてゴールネットに突き刺さった。このゴールが決勝点となり、 ポルトガル代表ユニフォーム2012アウェイキットを着たセレソン・ダス・キナスが1-0で勝利。6月 28日に行われる準決勝に駒を進めた。 ユーロ2012準々決勝:6月21日:ワルシャワ国立競技場(ポーランド) マン・オブ・ザ・マッチ:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) |
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チェコ代表 | 0-1 0(前半)0 0(後半)1 | ポルトガル代表 | | スコアラー | 79分 クリスティアーノ・ロナウド | チェコ代表2012ホームユニフォーム (赤×赤×赤) | 着用ユニ | ポルトガル代表2012アウェイユニフォーム (白×白×白) | 【監督】 ミハル・ビーレク
【GK】 ペトル・チェフ
【DF】 トマシュ・シボク ミハル・カドレツ テオドル・ゲブレ・エラシエ ダビド・リンベルスキー
【MF】 トマス・ヒュブシュマン (トマシュ・ベクハルト 86分) ヤロスラフ・プラシル ペトル・イラチェク バツラフ・ピラシュ ブラディミル・ダリダ (ヤン・レゼク 61分)
【FW】 ミラン・バロシュ | メンバー | 【監督】 パウロ・ベント
【GK】 ルイ・パトリシオ
【DF】 ペペ ブルーノ・アウベス ジョアン・ペレイラ ファビオ・コエントロン
【MF】 ミゲル・ベローゾ ラウル・メイレレス (88分 ロランド) ジョアン・モウティーニョ
【FW】 ナニ (84分 クストディオ) クリスティアーノ・ロナウド エルデル・ポスティガ (40分 ウーゴ・アルメイダ) | ダビド・リンベルスキー 90分 | 警告 | 26分 ナニ 27分 ミゲル・ベローゾ | 44 2 0 6 13 1
| ボール支配率(%) シュート本数 枠内シュート本数 CK ファウル オフサイド
| 56 20 5 11 7 3
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      セレソン・ダス・キナスをベスト4に導いたエース、クリスティアーノ・ロナウド79のヘッド。ゴール直後には お馴染みのポーズも飛び出した。CR7、今大会総ゴール数は3となった。 PHOTO:AP Photo(1枚目、3枚目、4枚目、6枚目) PHOTO:Getty Images(2枚目、5枚目)
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クリスティアーノ・ロナウドがユーロ2012でついに魅せた。死の組、グループB勝ち抜けをかけ6月17日 に行われたポルトガル代表とオランダ代表の試合は、CR7が過去2試合のうっぷんを晴らすかのように チームを勝利に導く2ゴールを挙げ決勝T進出に大貢献した。フンテラールをワントップに据え、ファン ペルシー、スナイデル、ロッベン、ファン・デル・ファールトをスタメン起用。超攻撃的布陣で挑んだ オランダは、11分にファン・デル・ファールトがミドルを突き刺し先制したが追加点を奪えず。逆に 息を吹き返したポルトガル。エース、クリスティアーノ・ロナウドが2度ゴールネットを揺らし逆転に 成功。セレソン・ダスキナスがオランイェを下しナイキ勢対決を制し決勝T進出を決めた。グループ Bを2位で通過したポルトガルは、6月21日の準々決勝でチェコと戦う。 ユーロ2012準々決勝記事⇒ ポルトガルvsチェコユーロ2012グループB第3節:6月17日:メタリスト・スタジアム(ウクライナ) マン・オブ・ザ・マッチ:クリスティアーノ・ロナウド |
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ポルトガル代表 | 2-1 1(前半)1 1(後半)0 | オランダ代表 | クリスティアーノ・ロナウド 28分 クリスティアーノ・ロナウド 74分 | スコアラー | 11分 ファン・デル・ファールト | ポルトガル代表2012ホームユニフォーム (赤×赤×赤) | 着用ユニ | オランダ代表2012アウェイユニフォーム (黒×黒×黒) | 【監督】 パウロ・ベント
【GK】 ルイ・パトリシオ
【DF】 ブルーノ・アウベス ペペ ジョアン・ペレイラ ファビオ・コエントロン
【MF】 ミゲル・ベローゾ ラウル・メイレレス (クストディオ 72分) ジョアン・モウティーニョ
【FW】 ナニ (ロランド 87分) クリスティアーノ・ロナウド エルデル・ポスティガ (ネルソン・オリベイラ 64分) | メンバー | 【監督】 ベルト・ファン・マルワイク
【GK】 マールテン・ステケレンブルフ
【DF】 ロン・フラール ヨリス・マタイセン グレゴリー・ファン・デル・ウィール イェトロ・ウィレムス (67分 イブラヒム・アフェライ)
【MF】 ナイジェル・デ・ヨング ラファエル・ファン・デル・ファールト アリエン・ロッベン ウェズレイ・スナイデル ロビン・ファン・ペルシー
【FW】 クラース・ヤン・フンテラール | ジョアン・ペレイラ 90+2分 | 警告 | 51分 イェトロ・ウィレムス 69分 ロビン・ファン・ペルシー | 41 22 8 7 17 4
| ボール支配率(%) シュート本数 枠内シュート本数 CK ファウル オフサイド
| 59 13 5 5 12 1
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       決勝トーナメント進出がかかる大一番でドブレーテ達成‼ 今大会の最注目プレーヤーの 一人に挙げられるクリスティアーノ・ロナウドがポルトガル国民の期待にこたえた。 PHOTO:Getty Images(1枚目、4枚目、5枚目、7枚目) PHOTO:Reuters Pictures(2枚目、3枚目、6枚目)
ユーロ2012グループB第1節でドイツ代表に敗れたポルトガル代表が、6月13日にニュー・リビフ・ スタジアムで行われた第2節でデンマークと対戦。3-2でGS初勝利を収めた。優勝候補オランダを 倒し勢いにのるダニッシュダイナマイトの組織的プレーとは対象的に、連動性に欠けるポルトガル。 ポゼッションでは58%対42%と譲ったが、24分に得たCKをぺぺがニアサイドに走り込みヘッドで 先制、36分にナニが右サイドから送り込んだクロスをポスティガがダイレクトでゴールネットに 突き刺し、一時2-0とリードした。しかし、初戦でオランダを攻略したデンマークが底力を見せ、 41分と80分のベントナーの2発で同点としゲームを振り出しに。再びポルトガルが勝ち越しに成功 したのは試合終了直前の87分。途中交代でピッチに入ったシルベストレ・バレラがコエントランの アシストにより待望のゴール!! 再びリードを奪うと3-2で逃げ切り、負ければGS敗退がほぼ確実 となる一戦を制しGS1勝1敗とした。決勝トーナメント進出をかけ、6月17日のグループB最終節で ポルトガル代表はオランダ代表と対戦する。 ユーロ2012GS第3節⇒ ポルトガルvsオランダ ポルトガルにとって今大会初ゴールを決めスコアラーに名を連ねた背番号3のペペ。 PHOTO:AP Photo  ポスティガがダイレクトで決めた36分のゴールは鮮やかだった。 PHOTO:Reuters Pictures  ポルト所属のバレラ。ピッチに飛び出した僅か3分後、値千金の勝ち越しゴールで 窮地に陥ったポルトガル代表を救った。 PHOTO:Reuters Pictures  絶対エースのクリスティアーノ・ロナウド。49分、78分に GKアンデルセンと1対1となりるビッグチャンスを決められず。。。 PHOTO:AP Photo
2012年6月9日に行われたユーロ2012グループB第1節で、ドイツ相手に0-1で敗れはしたものの、 終盤に怒涛の攻撃を繰り出し「あわや」のシーンを何度も演出したポルトガル代表。44分に クロスバーをたたいたペペのシュートは真下に落ちゴールラインを割ることができず。ドイツ に先制後に始まった迫力満点の反撃では、何度もゴールに肉薄したが、クリスティアーノ・ ロナウドの無回転ミドルやバレラの決定機もノイアーの好セーブにあいゴールレス。死の組 初戦を落としてしまった。試合後に「運がなかった」とペペがコメントしたそうだが、まさに その通りの内容。敗れてもなお、ポテンシャルの高さを見せつけた格好だ。ドイツ戦でセレソン・ ダス・キナスは2012ホームユニフォーム、赤×赤×赤のアンサンブルを着用。次節、6月13日は オランダ代表を破ったデンマーク代表と対戦する。 ユーロ2012GS第2節⇒ ポルトガルvsデンマーク 2011/2012シーズンのリーガで46得点、チャンピオンズリーグで10得点をたたき出した クリスティアーノ・ロナウドだったが、ドイツ戦では不発。 PHOTO:Getty Images  右サイドに入ったナニは、シュートがクロスバーに嫌われる不運も。 PHOTO:Getty Images   リプレイで何度も映し出されたペペのシュート。レフェリーのジャッジ正しく、 ボールがゴールラインを完全に割ることはできなかった。 PHOTO:ともにGetty Images
予選ではデンマークの後塵を拝し、プレーオフでボスニアを下して本大会進出を決めたポルトガル 代表。5月、6月のインターナショナルマッチデイウィークでは、マケドニア代表戦でスコアレス ドロー、6月2日の最終テストマッチvsトルコ線では1-3で敗れている。死の組グループBで待ち 受けるのはドイツとオランダ。はたして、その壁を突き破ることができるか? ユーロ2012GS第1節記事⇒ ポルトガルvsドイツ【ポルトガル代表2012アウェイユニフォーム】 ENSEMBLE:白×白×白 PLAYER:7 クリスティアーノ・ロナウド DATE:ポルトガル代表vsマケドニア代表(国際親善試合 2012.5.26) RESULT:△ 0-0 (H) PHOTO:Getty Images 【ポルトガル代表2012アウェイユニフォーム】 ENSEMBLE:赤×赤×赤 PLAYER:17 ナニ DATE:ポルトガル代表vsトルコ代表(国際親善試合 2012.6.2) RESULT:● 1-3 (H) PHOTO:Getty Images
リンガーネック採用のクラシカルな出で立ちへとフルモデルチェンジを遂げたポルトガル代表2012 ホームユニフォーム。ナイキが98ユニより供給するポルトガル代表ユニフォームの中で、今回の ユニフォームが最もシンプルなデザインである。2012アウェイユニフォームではスウッシュ直下に マーキングされた胸番号は、2012ホームユニフォームでは胸中央にマーキングされる。 特集記事⇒ ポルトガル代表ユニフォーム特集     ●写真引用:nike football公式フェイスブック
ポルトガル代表2012アウェイユニフォームには、ナショナルカラーで彩られた大胆なクロス モチーフを前身頃に展開する。クロスモチーフはポルトガル建国以来、好んで用いられてきた モチーフで、マゼランやヴァスコ・ダ・ガマなど大航海時代を代表する探検家が乗った船の帆 にもあしらわれたモチーフだ。ネックの内側にはポルトガル国旗にも描かれる天球儀のプリント 入り。母国の偉大なる英雄たちのスピリットを受け継いだ野心溢れるデザインとなった。      
公式キャンペーン画像はクリスティアーノ・ロナウド着用バージョン、ラウル・メイレレス着用 バージョン、光るユニフォームバージョンの3パターンが用意された。3枚の最初期キャンペーン 画像と同時にお披露目された、 ポルトガル代表2012ユニフォーム新アウェイキットのディテール 画像をここにアップする。当サイト過去エントリーでアップ済の画像もあるが、一挙掲載という ことでご容赦願いたい。        ●写真引用:nike football公式facebook
ポルトガル代表の新ユニフォーム、2012アウェイキット公式画像がついに発表された。 FPF公式サイト上は未掲出ながら、nike football portugal公式facebook上で先行して 画像がアップされている。クリスティアーノ・ロナウド公式faceboookでも、プロフィール 写真が新しいセカンドを着用した画像に差し替えられた模様だ。確保済み画像から残念 ながらキャンペーン画像が欠落してしまったので後日のエントリーにて改めて。新ユニ クローズアップ画像をまずはお楽しみいただきたい。 左がクリスティアーノ・ロナウド公式フェイスブックのプロフ画像。 右がNike Football Portugal公式フェイスブックのものだ。   ●写真引用:Nike Football Portugal公式facebook●写真引用:Cristiano Ronaldo公式facebook
クリスティアーノ・ロナウドをモデルに据え、ポルトガル代表2012アウェイユニフォーム公式 キャンペーン画像がお披露目となった。特徴的なのは緑と赤の2本線により十字が形成された 前身頃のデザイン。センターに緑と赤のワイドストライプを落とし込んだ2010アウェイから 進化を遂げた。  ポルトガル代表2012アウェイユニフォーム。キャプテンマークを巻くのはエース、クリスティアーノ・ロナウド。  スウッシュと胸番号の寄りカット。  オーセンティックユニのエンブレムはプリント。  水平方向の2本線はサイトパネルへと回り込む。
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