アディダス2012テンプレート、コンディボ12に続きAutheno 12を。同テンプレートはAuthenoの 後継機種。ショルダーの3ストライプは省略され、アームの切り替え部分から袖ぐりにかけてスリー ストライプが走るユニークなルックス。左右対称デザインとなり、アシンメトリーデザインが特徴的 だった旧テンプレから大きな変化を遂げている。現在のところAutheno 12を採用したチームは 出現していないが、今後、汎用モデルとして中堅チーム以下に供給されるものと思われる。 ●写真引用:Sport Greifenberg:Adidas Autheno 12 Trikot
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アディダスが各国代表へ供給が開始された2012ユニフォーム。強豪国向けテンプレートとして スペイン代表2012ホームユニフォーム、ドイツ代表2012ホームユニフォーム、ウクライナ代表 2012ホームユニフォームが採用しているのがコンディボ12(Condivo 12)である。2011テン プレートより後継機種にその年の末尾2ケタを与えるようになったadidas。コンディボ12も日本 代表2010ユニフォーム、ヴォルフスブルク11-12ホームユニフォームのテンプレとして馴染の あるコンディボの進化版として「2012」の「12」が与えられたるようだ。ショルダーからアームに続く スリーストライプの唐突な途切れさせ方、前身頃に回り込むサイドシームなどは前作を受け継ぐ ものの、特徴的だった胸の切り替えは排除されてた格好だ。 ●写真引用:Sport Greifenberg:Adidas Condivo 12 Trikot
アディダス2011テンプレートの『Tabela 11』は、テクニカルスポンサー契約を結ぶ中堅チームに 投入されるテンプレート。今季登場したテンプレートの中で汎用モデルとしての位置づけである。 アームと見頃の接合部分にパイピングを配した特徴的なデザインで、スリーストライプはショルダーの シーム部分で完全に途切れるデザイン。パフォーマンスロゴは右胸に配され、全面にシャドウボーダー が展開される。以前、シャルケ11-12サードユニフォームを『Tabela 11』とお伝えしたが、パフォー マンスロゴ、ショルダーからアームに続くスリーストライプなどテンプレは『Tabela 11』とはまったくの 別物。この場を借りて訂正させていただきたい。現在、このTabela 11を採用した国内にて通販可能な レプリカユニフォームはウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン11-12アウェイユニフォームとなる。
 シャルケ11-12サードユニフォーム
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 ウェストブロムウィッチ11-12アウェイユニフォーム
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アディダス2011テンプレートの汎用モデルとして登場したTiro 11(ティロ11)。2011年早々に レアル・マドリード11-12ホームユニフォームの流出画像として登場するなど、当初は強豪チーム 向けのテンプレートかと思われたが、南米選手権でベネズエラ代表が2011ユニフォームとして 採用、また、ハンブルガーSVやプレミアリーグの中堅チームに供給されるなどしたことからadidas 世界戦略モデルの1つであることが判明した。 ティロ11最大の特徴となるのは左右非対称のネックデザイン。ネックラインの先端からアームの スリーストライプが途切れる位置に向けてて伸びるシームもポイントだ。転じて後身ごろ。両サイド から裾中央に向け緩やかなカーブを描くメッシュパネルを展開し通気性向上を目指している。 ベンフィカやハンブルガーSVのユニフォームのように、ネックラインをVネックに変更しデフォルトの ティロ11にアレンジを加えたものも存在する。 Tiroと名付けたテンプレートをadidasが初めて投入したのは2009年。この時、長谷部誠が所属 するヴォルフスブルクがホーム、アウェイともにこのテンプレートを採用し、チャンピオンズリーグで マンチェスター・ユナイテッドと対戦した。また、スペイン代表2009ユニフォームとして採用しコンフェ デレーションズカップ2009を戦ったことも記憶に新しい。TiroはTiro 11と同じく左右非対称デザ インで、ネックラインから右サイドに伸びる2本の曲線が特徴だった。 アディダス2011テンプレートTiro 11(ティロ11) |
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 半袖ユニフォーム:front |
 長袖ユニフォーム:front |
 長袖ユニフォーム:back |
以下、各国代表、欧州クラブのティロ11を採用したユニフォームを一例として挙げる。 【アディダスTiro 11 各国代表ユニフォーム】
 ベネズエラ代表 2011ホーム |
【アディダスTiro 11 欧州クラブユニフォーム】
 ベンフィカ 11-12ホーム |
 ハンブルガーSV 11-12アウェイ |
 ストークシティ 11-12ホーム |
 スウォンジー 11-12ホーム |
 ウエストブロムウィッチ 11-12ホーム |
【アディダス2011テンプレート関連リンク】 ●adidas2011テンプレート記事一覧
アディダスが強豪国、強豪クラブ向けとして投入している2011テンプレートCampeon 11(カンペオン11)。 2010年11月17日に国際親善試合スペインvsポルトガル戦で、スペイン代表が初めてこのテンプレートの 2011ホームユニフォームを着用しデビューを飾った。「Campeon」とはスペイン語で「チャンピオン」の意味。 レアル・マドリード10/11ホームユニフォームに代表される2010テンプレートとしてCampeonが登場。その 後継機種という位置づけだが、裁断、ネックデザイン、パネルあしらいなどは進化系というより別物のように 見える。前身ごろ、後ろ身ごろにシームがそれぞれ回り込み、シームに沿うように独特の形状のメッシュ パネルを配置。スリーストライプはネックラインに覆いかぶさるようにはじまり、アームの途中で途切れる タイプ。ネックの後ろに付属するワイドな帯状のパネルもポイントだ。 アディダス2011テンプレートCampeon 11 |
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 front |
 back |
 テックフィット:front |
 テックフィット:back |
以下、各国代表、欧州クラブのカンペオン11を採用したユニフォームを一例として挙げてみたい。 【アディダスCampeon 11 各国代表ユニフォーム】
 スペイン代表 2011ホーム |
 アルゼンチン代表 2011ホーム |
 アルゼンチン代表 2011ホームGK |
 メキシコ代表 2011アウェイ |
 コロンビア代表 2011ホーム |
【アディダスCampeon 11 欧州クラブユニフォーム】
 チェルシー 11-12ホーム |
 リヴァプール 11-12アウェイ |
 バイエルン 11-12ホーム |
 ヴォルフスブルク 11-12ホーム |
 マルセイユ 11-12ホーム |
コパアメリカ2011が開催される2011年。南米の各国代表ユニフォームの新ユニへ 次々とモデルチェンジされ、主要メーカーの2011テンプレート事情が見えつつある。 その中で、adidas(アディダス)がサッカーユニフォームを供給する、強豪国向け テンプレートの名称がCampeon 11(カンペオン11)。すでにスペイン代表2011ホーム ユニフォーム、一昨日お伝えした、南米選手権用となるアルゼンチン代表2011ホーム ユニフォームがそれだ。 両脇にはめ込まれたメッシュは、シームに沿う形でフロントに回り込む。アームの メッシュづかいもポイント。ショルダーのスリーストライプは袖の中央付近で 途切れるデザインとなっている。 レアル・マドリードほか強豪クラブが着用したアディダス2009テンプレート、 Campeon(カンペオン)の後継機種のようだが、裁断を見る限り、あまりピンと こないのでは私だけか。 いずれにしろ、2011年に新ユニフォーム投入予定の強豪国、さらには2011/2012 シーズンの強豪クラブに、このカンペオン11を選択肢の一つとしてアディダスは プレゼン済みのようである。 【アディダス2011テンプレート Campeon11(カンペオン11)】
 ■カンペオン11の参考写真として、スペイン代表2011ホームユニフォームを 2011年2月9日に行われた国際親善試合vsコロンビア戦より。  PHOTO:Getty Images  PHOTO:Getty Images  PHOTO:Getty Images  PHOTO:Getty Images
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