サッカーユニフォーム用語集 【あ行】 |
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●あ
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愛称
| クラブにつけられたニックネーム。バルセロナのブラウグラナ、リヴァプールのレッズ、バイエルンのディーローテン、インテルのネッラズーロなど、サッカーユニフォームの色と親密な関係のあるクラブカラーをルーツにすることが多い。
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IDタグ
| サッカーユニフォームやパンツの表につけられた長方形の小さなタグ。クラブ名が記載されることが多い。
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アイボリー
| 象牙のような薄いクリーム色。
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アウェイユニフォーム
| セカンドユニフォーム。交換用ユニフォーム。
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アヴェック Avec
| イングランドのマイナースポーツメーカー。94/95シーズン~96/97シーズンの3年間、プレミアリーグのサンダーランドが着用していた。
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アキーラ Aquilla
| 強豪国向けのアディダス2006テンプレート。ACミラン06/07ホーム、シャルケ06/07ホーム、チェルシー06/07アウェイ、スペイン代表06ホーム、アルゼンチン代表06ホームなど。日本代表06アウェイユニフォームも。
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アクアブルー
| 透明感のある水色。アクアはラテン語をルーツにする言葉で、水を意味する。
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アシックス asics
| 1949年に鬼塚喜八郎が神戸に設立した鬼塚商会を全身とする。当初はフットウエアメーカーだったが1970年代にスポーツウエアビジネスの本格展開を開始。フットボールアパレルには1990年代に参入し、欧州のクラブともテクニカルスポンサー契約を交わしている。中村俊輔が海を渡り海外初挑戦の場として選んだ、セリエAレジーナのサッカーユニフォームはアシックス製だった。 アシックス公式ホームページ
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アシメトリー
| 非対称。不均衡。均衡状態のとれた左右対称をさすシンメトリーの反対語。サッカーユニフォームにおける2000年代のトレンドのひとつ。アディダスやナイキなど各メーカーがアシメトリーのテンプレートデザインを発表している。
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アスレタ ATHLETA
| ブラジル生まれのスポーツブランド。創業は1935年。ブランドロゴにあしらわれた3つ星は、ブラジル代表ユニフォームのサプライヤーとして、ワールドカップを3度制覇した証である。 アスレタ公式ホームページ
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アスレチックスタイル
| 陸上競技風のタイトなシルエット。主にパンツに対する呼称で、1980年代のショーツによく見られるタイプ。
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圧着
| 強く押しつけて、接着すること。
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アップデート
| 新しくする、現代風にすること。
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アップルグリーン
| 澄んだ淡い緑色。リンゴの黄緑色。
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アディダス adidas
| 世界2位の売上を誇るドイツの総合スポーツメーカー。創業者アドルフ・ダスラーはPUMAを作ったルドルフ・ダスラーと兄弟。1948年に設立されたアディダス社の社名は、アドルフのニックネームであるアディと、ラストネームのダスラーを組み合わせたもの。ブランドの顔、スリーストライプは、元は革靴が伸びてしまうのを防ぐためにつけられた補強バンドであった。ロゴマークはトレフォイルロゴ→エキップメントロゴ→リニアロゴと変遷し現在のパフォーマンスロゴに。バイエルン・ミュンヘンの株主。1998年より日本代表ユニフォームの供給を開始。日本サッカー協会とのテクニカルサプライヤー契約は2015年3月までで、契約金は推定160億円。 アディダス公式ホームページ
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アドミラル Admiral
| 海軍提督を意味するAdmiralをブランド名に据えたイギリスのスポーツブランド。ロゴマークは海軍提督の袖章がモチーフ。イギリス海軍の制服製造会社として1914年に創業。フットボールシーン進出を果たすと、1970年代にはマンチェスター・ユナイテッド ユニフォームやイングランド代表ユニフォームなども手掛けた経歴を持つ。 アドミラル公式サイト
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アポロ Apolo
| アディダス2005テンプレート。レアル・マドリード05/06ホームユニフォーム、ACミラン05/06ホームユニフォーム、ニューカッスル05/06ホーム、バイエルン・ミュンヘン05/06アウェイユニフォームなど。
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アルフォンソ13世
| サッカーをこよなく愛したスペイン国王。在位は1886年5月17日~ 1931年4月14日。1910年、レアル=王の称号を初めてソシエダ(現レアル・ソシエダ)に与えた。白い巨人、レアル・マドリードも1920年にアルフォンソ13世からレアルの称号を賜った。
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アンサンブル
| 組み合わせて着ることを前提に作られた一組の服のこと。サッカーユニフォームではホーム、アウェイ、サードの各キット(サッカーシャツ、ショーツ、ストッキングの組み合わせ)を差す。
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アンセム
| 賛歌、聖歌、賛美歌、祝歌などの意味。ナショナル・アンセム(National Anthem)は国歌。
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アンバー
| 赤みを帯びた黄色。
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アンブロ UMBRO
| ダブルダイヤモンドロゴでお馴染みの、イングランドのチェシャー州を本拠地にする老舗スポーツメーカー。名前の由来は創業者ハンフリー兄弟が1924年に興したハンフリーブラザーズ・カンパニー(Humphry Brothers)のHumphryからUMを、BrothersからBROをとったものである。フットボールシーン最長記録となる1932~1995年まで実に63年間、マンチェスター・シティのキットサプライヤーを務めるなど、イングランドフットボールシーンを長年にわたりサポート。発展に大きく寄与した。2010年9月には、イングランド代表と結んでいるテクニカルスポンサー契約は、2018年まで延長されることが発表されている。業績のピークはマンチェスター・ユナイテッドへサッカーユニフォームを供給していた1999年。2007年にナイキに買収されグループ傘下となる。 アンブロ公式ホームページ
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●い
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イエローユニ
| イングランドのクラブがアウェイユニフォームとして頻繁に採用するカラー。1970年代は最強を誇ったブラジル代表ユニフォームの影響も。
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イタリアンスタイルエンブレム
| ユベントスやACミランに見られる楕円形をしたイタリア特有のエンブレム。聖職者のエンブレムに由来。
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イニシャル
| 英語ほか外国語表記における単語の頭文字のこと。クラブ名の各頭文字の使った表記。たとえばFCバルセロナはFutbol Club BarcelonaなのでFCBとなる。
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イムノ
| Himne=賛歌。ほめたたえる気持ちを表す歌。
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インヴィクト Invicto
| 2008アディダステンプレートで強豪チーム向け。アルゼンチン代表08ホームユニフォーム、フランス代表08ホームユニフォーム、ACミラン08/09ホームユニフォーム、チェルシー08/09ホームユニフォームなど。
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インターコンチネンタルカップ
| 1960年から2004年まで開催されていたクラブ世界一決定戦。UEFAチャンピオンズリーグ王者とリベルタドーレス杯王者が激突。1979年まではホーム&アウェイで戦っていたが、1980年よりトヨタカップに冠を変更。一発勝負となった。
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インセット
| はめ込む、差し込むという意味。Vネックのサッカーユニフォームでは、ネックの前開き部分に共布や別布のパネルをインセットすることがある。近いところではイタリア代表95ユニフォームが好例。
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インセット カラー
| インセットのついたえりおよびネックデザイン。
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●う
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ヴァパテック
| アンブロが2000年頃に開発した高機能素材。リブ編みが特徴で、吸汗性、速乾性に優れ、体温調節機能を備える。サイドパネルに頻繁に使用された。
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ヴァンダネル vandanel
| イングランドのスポーツウエアメーカー。
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ウィングカラー
| 翼を広げたようにワイドなえりの形。1980年代初期までのサッカーユニフォームによく見られた。また、フォーマルシャツに見られるえり先だけ三角形に小さく折り返ったえりのことも差す。
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ウエストバンド
| パンツ上部の腰帯のこと。ショートパンツのウエストのゴムが入っている部分。
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後身頃
| 身頃とはトップス(アウター含む)のえり、そでを除いた部分。両脇を境にして身頃の後ろ半分のことを後ろ身頃という。
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内えり
| えりの内側になる部分。裏えりともいう。
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ウール シュポルト uhlsport
| 1948年に創業した、ドイツのバリンゲンに本社を構えるスポーツ用品メーカー。世界のゴールキーパーがウールシュポルト社のキーグロ愛用するGK用品のトップブランド。最近ではフットボールアパレルも手がける。 ウールシュポルト公式ホームページ
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●え
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永久欠番
| 引退した番号(retired number)と呼ばれる。他の選手がつけられないようになっている、クラブに貢献した選手の背番号。
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AS
| Associazione Sportivaの略。ASローマなど。
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エキップメントロゴ
| 1991年に登場したアディダスのロゴ。三角形の三本線のロゴの下にadidas、さらにその下にEQUIPMENTのレターが入る。1993年にリニアロゴへ変更された。
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エクリュ
| ベージュ色。
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AC
| Associazion Calcoの略。イタリア語でサッカー法人という意味。ACミランなど。
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SS
| Societa Sportivaの略。SSラツィオなど。
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Xスタティック
| アンブロのフットボールアパレルテクノロジー。体温が高いときはクールダウンし、体温が低いときはウォームアップさせるテクノロジー。
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FAカップ
| 1871年に始まったカップ戦。イングランドサッカーを統括するザ・フットボール・アソシエーション(The Football Association)が主催。欧州カップ戦のなかでも格が最も高い。
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FC
| Football Clubの略。読んで字のごとし、フットボールクラブで世界中のクラブ名に見られる。
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Fテック
| フィラが開発した高機能素材。吸汗、発汗機能に優れた素材。
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Fフィフティー F50
| アディダス2008の非対称デザインを採用したテンプレート。メキシコ代表08アウェイユニフォーム、南アフリカ代表08ホームユニフォームなど。
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ABM
| イタリアのスポーツメーカー。ロベルト・バッジョがフィオレンティーナに所属していた頃のサプライヤーとしてもお馴染み。
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エミレーツカップ
| アーセナルの本拠地、ロンドンのエミレーツ・スタジアムで行なわれるプレシーズントーナメント。
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エメラルドグリーン
| エメラルドのような鮮やかな緑色。
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エリマ Erima
| アディダスグループ傘下のドイツのスポーツメーカー。1900年創業を歴史は古く、サッカー西ドイツ代表へユニフォーム供給もしていた。1970年代にアディダスに買収された。本田圭佑が所属していた頃のVVVフェンロのユニフォームサプライヤーである。
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LFPパッチ
| リーガエスパニョーラのプロリーグ部門、スペインプロリーグ機構のスリーブパッチLFP とはLiga de Fútbol Profesionalのイニシャルをとったもの。 Liga de Fútbol Profesional公式サイト
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エルグレン
| プレミアリーグのブラックバーンのお膝元、ローヴァーズを本拠地にするスポーツメーカー。ラグビーウエアメーカーとして有名。
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エールディヴィジ
| オランダプロサッカーリーグのトップリーグ。
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エレア errea
| イタリアのパルマで誕生したスポーツブランド。1988年にANGELO GANDOLFIが創業。 エレア公式ホームページ
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エネーレ ennerre
| イタリアのスポーツメーカー。以前、日本ではゴールドウィンが正規代理店となり、鹿島アントラーズへサッカーユニフォームを供給していた。
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えんじ
| 黒みがかった濃い赤。ディープカーマイン、クリムゾンレッドと英語で呼ばれる。
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エンブレム
| クラブを象徴するしるし。もとはヨーロッパの貴族が家を表現するために、楯や旗に用いた楯型の紋章。エンブレムにはクラブカラーが落とし込まれ、形は盾、丸、楕円など様々。都市や中世統治者の紋章、文化遺産、伝説、宗教的象徴などをモチーフにしたパーツで構成し、チームのアイデンティティを表現したもの。レターはクラブ名のほか、クラブ設立の年やモットーが記載されることも。1990年代はシャドウプリントにより、ユニの模様として身頃に落とし込むのがトレンドとなった。
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●お
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欧州選手権
| ユーロと呼ばれる4年に一度開催のUEFA主催の国際大会。ヨーロッパ最強国を決める大会で、優勝国は欧州大陸王者としてコンフェデレーションズカップへ出場する。
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オスカ
| ロンドンを本拠地にするスポーツウエアメーカー。
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オーセンティック
| 本物の、という意味。サッカーユニフォームにおけるオーセンティックは、一般販売されているユニの最高峰、選手仕様ユニフォームを指す。耐久性重視のレプリカユニフォームとは異なるテクスタイル、ディテールが展開される。オーセンと略して呼ばれることも多い。
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オノーレ Onore
| アキーラの後継となる強豪国向けアディダス2007テンプレート。レアル・マドリード07/08ホームユニフォーム、バイエルン・ミュンヘン07/08ホームユニフォームバイエルンホーム、チェルシー07/08サードユニフォームチェルシーサード、リヴァプール07/08アウェイユニフォーム、マルセイユ07/08ホームユニフォームなど。
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オフィシャルマーキング
| クラブのオリジナル書体、リーグの統一書体など公式のネームナンバー、パッチによるネームナンバーのマーキング。
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オフホワイト
| わずかに他色を帯びた白。
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Olympique
| リヨンやマルセイユの正式名に使われている、オランピックと読むフランス語。オリンピックという意味もあるが、チーム名では総合スポーツクラブという意味。
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オリジナル書体
| クラブが独自製作したネームナンバー。偽造防止のためエンブレムの透かしを入れることが多い。
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オリジナルマーキング
| サッカーショップがオリジナル書体や統一書体に似せて製作したネームナンバー。
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オリンピック OLYMPIC
| ポルトガルのスポーツメーカー。1994~1997年までポルトガル代表ユニフォームを供給していた。
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