FA(イングランドサッカー協会)創設150週年記念エンブレムが、オフィシャルサイトおよび公式フェイスブック上で10月23日に明らかになった。FAの創立は1863年10月。節目の年を翌年に、また、節目の日を1年後に迎えるこのタイミングで発表されたスペシャルエンブレムは、現行エンブレムをベースにゴールドをメインカラーに据えた荘厳なルックスである。スリーライオンズを収めた盾の下には、アニバーサリーバージョンの証である「150 YEARS」のテキストを配したゴールドのリボンを設置。その左右をFAが創立した年「1963」と150周年の年「2013」の数字が挟みこむ。このエンブレムが搭載されるのは、2013年春より供給開始となる初代ナイキモデルの
イングランド代表ユニフォームか? それとも、アンブロラストモデルとなる2012ユニフォームか?
●写真引用⇒FA公式サイト
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2012年10月16日、クロアチアのスタディオン・グラドスキ・ヴルトで行われた2014WC予選グループA、クロアチアvsウェールズ戦で、ウェールズ代表が2012アウェイユニフォームを投入。白とグリーンにセパレートされたユニフォームをお披露目した。
ウェールズ代表2011アウェイユニフォームが投入されたのは昨年の10月11日に行われたユーロ予選vsブルガリア戦。アウェイキットはアンブロがユニフォームサプライヤーとなった2010、2011モデルと連続して投入。今回の2012モデル登場で3年連続フルモデルチェンジが行われたことになる。旧モデルは「スレートグレー」というカラー名が与えられた濃いグレー基調だったが、新ユニはカラーリングを大幅刷新。前身頃は白とグリーンで構成、後身頃はグリーンの1カラーが展開されたひときわ目を引くルックス。胸にはアンブロのダイヤモンドロゴとFAWの協会エンブレムを搭載。両サイドには通気性を確保するためメッシュパネルがはめ込まれている。ポロネックのクラシカルなテンプレートは、赤基調の
ウェールズ代表2012ホームユニフォームと同一テンプレートだ。

アンブロの売却先がついに正式決定した。ナイキがアンブロ売却の噂が海外メディアにより一斉に報じられたのは今年の5月末。あれから5ヶ月、ついに売却契約が正式に締結された。売却金額は2億2500万ドルで日本円にして約180億円。2008年にアンブロを買収した際に支払った5億2800万ドル、約670億円だったことから、金額面では大損となるが2013年より
イングランド代表、2013/2014シーズンより
マンチェスター・シティのキットサプライヤーの地位をアンブロから引き剥がしたことを考えると、大きな利益を獲得することに成功したと言えよう。
売却先となったのはアイコニックス・ブランド・グループ(Iconix Brand Group)。アイコニックとは「象徴的」の意味。同社はアパレル、フットウエア、ホーム用品、キャラクターブランドのライセンシーを2005年頃より次々と獲得、または傘下に納め、年間売上高は120億ドル(約1兆円)を誇る。グループ傘下のブランド一例として、キャンディーズ、バッジェリーミシュカ、エド・ハーディ、マッドドジーンズなどがある。ライセンシング企業としてはディズニーに次ぐ世界第2位の実力を持つ。
買収に際して、アイコニックス・ブランド・グループのCEO、ニール・コールは以下のように語ったもようだ。
「アンブロは世界中に多くのファンを持つ正真正銘の本格的フットボールブランド。今回の買収はアイコニックスにとって非常に魅力的な案件だ。全世界のパートナー企業と共にアンブロ伝統を守りながらブランドの拡大に力を尽くしたい」
バルセロナ13/14アウェイユニフォームの流出画像を捕獲!! スペイン「es(アス)」が報じたオレンジと黄色のカタルーニャ旗配色、セニェラ(Senyera)カラーのストライプをまとったリーク画像である。過去のバルセロナユニフォームには、後身頃のえり直下に小さなカタルーニャ旗がセットされてきたが、この画像が現実のものとなればバルサ史上初となるユニのカラーにセニェラを用いたものとなる。今のところ2012/2013シーズン用ホームユニフォームの情報は入ってきていないが、ストライプが復活すれば12/13ユニフォームはホーム、アウェイともにストライプとなる可能性がある。
ニューカッスル・ユナイテッドがネット専業の消費者金融「Wonga(ウォンガ)」とメインスポンサー契約を締結を発表。ニューカッスル13/14ユニフォームより胸広告は同社のロゴが配置されることになった。2012年1月よりメインスポンサーとなったヴァージンマネーは、わずか1年半でパートナーシップを終了することになる。2012年10月9日にマグパイズ公式サイト上で発表されたNEWSによると契約期間は4年で、両者のパートナーシップは2016/2017シーズンまで続く。この契約によりニューカッスルは年間800万ポンド(約10億円)のスポンサー料をウォンガから受け取ることになるようだ。また、同社はセント・ジェームズ・パークの命名権を買い取り、2011年に「スポーツ・ダイレクト・アリーナ」と名称変更された同スタジアムを、もとの「セント・ジェームズ・パーク」に戻すことが決まっている。
サッカーユニフォームを世界で最も売ったクラブはどこか? イギリスメディアの『
sportingintelligence.com』が独自調査の結果を2012年10月8日に公式サイト上で発表した。調査対象期間は2007-08シーズンから2011-12シーズンの5年間となる。ナイキとアディダスがキットサプライヤーを務めるクラブを対象に、過去5年間の売上の平均販売枚数を算出したデータによると、世界No.1の座を獲得したのはプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドとリーガエスパニョーラのレアル・マドリード。いずれも過去5シーズンに140万枚のサッカーユニフォームを売り上げ、2大キットサプライヤーの頂点に君臨するとともに世界一を分け合った。3位はバルセロナで115万枚、4位はチェルシーで91万枚、5位はバイエルン・ミュンヘンで88万枚と、ベスト5の顔ぶれはスペイン勢2チーム、プレミア勢2チーム、ブンデス勢1チーム。2年前の2010年に発表された結果と比較すると、バイエルン・ミュンヘンの躍進、リヴァプールの後退が見て取れる。セリエA勢のトップはユベントスの48万枚。次いでインテルが42.5万枚、ACミランが35万枚で続くが、リーガ2チーム&プレミア4チームに大きく水をあけられる結果となった。
2011/2012シーズンの1年間に限った販売枚数は以下のとおり。
●150万枚以上
レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド
●150万枚~100万枚
バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン
●100万枚~75万枚
チェルシー、アーセナル
●70万枚~50万枚
リヴァプール、ユベントス
●50万枚~25万枚
インテル、ACミラン、ボルシア・ドルトムント、パリサンジェルマン、
マルセイユ、マンチェスター・シティ

UEFAチャンピオンズリーグ2012/2013において、ブンデスリーガ王者ドルトムント、プレミア
王者マンチェスター・シティ、エールディビジ王者アヤックスが同居する死の組グループDに入った
レアル・マドリード。今季UCLモデルとして投入されたのが、このはディープなトーンの緑ユニだ。
スリーストライプ、ネックのトリム、adidasパフォーマンスロゴ、欧州カップ戦用オフィシャル
ネームナンバーにみられるようにはシルバーを採用。ネック内側にもシルバーを用いたレアル・
マドリード創設110年記念スペシャルロゴが刻み込まれている。前身ごろのみに展開された細い
シャドウラインは、レトロ感を加速させるとともにユニフォームの好アクセントだ。マドリーが
公式戦で緑基調のユニフォームを着用するのは初めてのことだが、今から47年前の1965年8月25日、
ベネズエラの首都カラカスのオリンピックスタジアムで行われたフレンドリーマッチ、レアル・
マドリードvsリバープレート戦で非公式ながら緑ユニが着用された記録が残っている。新ユニ
フォームのお披露目試合となったのはUCL開幕戦直前の9月15日に行われたリーガエスパニョーラ
第3節セビージャ戦。敵地サンチェスピスファンに乗り込んだレアル・マドリードだったが1-0で
敗れ緑ユニのデビュー戦勝利はならなかった。



